総選挙に向けて期待されること(アピール)

ボトムアップの政治、草の根民主主義を目指します。立憲民主党はあなたです。と訴えて2017年の総選挙で、かろうじて野党第1党として残った立憲民主党は、翌年の春にパートナーズ制度を発足させ登録が呼びかけられました。立憲パートナーズは、綱領を支持する人なら他の政党に所属していても登録できるという、ユニークな形態をとっています。

2020年の合流新党後の立憲民主党は、党員、サポーター、パートナーズの規定を持っています。しかしどれも党の地域活動を支え切る組織と言えるほどには育ってはおらず、立憲民主党は組織政党ではないと見られています。
実際、各級選挙では関係する地方議員や国会議員、その秘書軍団が前面に立っての選挙戦が多くみられます。

ベテラン現職などは強力な後援会組織を持っていることが多く、選挙活動や日常の活動の心配は少ないかもしれませんが、新人候補などは自前で選挙戦を戦うのには困難があります。実際の選挙では何百か所もの公設掲示板にポスターを貼ったり、政策チラシにシールを貼ったりそれを配布したり、街頭宣伝を行ったり、どんな形であれ最低限の活動を行う実行部隊は必要です。それを、自前でそろえることができないのなら他のの組織に頼らざるを得ません。選挙は選挙区ごとに行われます。勝つためにはその地域で活動を支援する組織が必要です。

立憲パートナーズとして登録されている人は、個人の想いで登録している場合が多く、その地域での立憲民主党との組織的なつながりは希薄なことが多くみられます。地元で何か応援をしたいと思ってもスムーズに参加できるところはまだ多くはありません。

地域で活動する立憲パートナーズグループは、党の下部組織ではありません。特定の議員や候補者の後援会でもありません。その地域での立憲民主党が候補者を立てる、あらゆる選挙の一定部分を担う活動をすることが求められています。またその地域で暮らしている者として、立憲民主党の政策を市民に伝えやすい立場に位置しています。また地域の市民グループとも連携していける市民グループとも言えます。

では具体的にどのような活動を期待され、実際に活動しているグループは何を目指しているのでしょうか。

選挙戦の時の活動

1.選挙戦が始まる前の活動として、予定候補者の2連ポスターを貼ったりチラシを配布したり、駅頭での街宣活動を手伝ったり候補者の集会の支援をします。

2.選挙戦では、公設掲示板へのポスター貼り、街宣時のチラシ配布、チラシへのシール貼りや公選はがき、電話かけボランティア活動があります。最近ではSNSでの応援活動も重要です。

選挙時以外の活動

1. 選挙活動だけの活動では、市民の期待に応える事には成らないので、日ごろの活動として時々の話題に合った学習会や講演会などの取り組みも必要です。

2.当選後、議員活動の報告会や、市民からの要望を伝える活動もあります。また、立憲民主党へ提案や意見を伝えることも重要な活動です。

3.地域の実情に合った取り組みや、集まったメンバーの関心に沿った取り組みを柔軟に工夫して行うことが大切と言えます。

立憲民主党はあなたです  を実現する近道です

秋の総選挙に向けて今すぐにやれることは何でしょうか。地元の総支部長とコンタクトを取りながら担える部分を把握する。思いを共有できるパートナーズを紹介してもらい、連絡を取り合いながら支部の活動を手伝う。総選挙に向けて早急に勝手連的に行動を起こすことが大切です。
今、最も行動しやすいのは立憲パートナーズ登録者です。最初に登録した人には3年半の時間がありました。

秋の総選挙を控えて選挙区ごとの地域活動を積み上げていくことが今求められています。

立憲民主党は組織政党に成っていないかもしれないが、ボトムアップの政治を実現し、立憲民主党はあなたですという呼びかけを現実のものにするために必要なことは、地域でのパートナーズの組織的活動を強化することではないでしょうか。

それと同時に立憲民主党が明確なイメージを持ってパートナーズ登録者に行動を呼びかけることが大切だと考えています。

総選挙に向けて期待されること(大田の会より)

 

2021年8月20日
立憲パートナーズ大田の会

 

投稿者 zebraman

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