民主主義は、生き方です。
民主主義は、民が主体者です。
民(市民)は、自らの関心のある社会課題や政治課題などについて、街頭宣伝したり、集会を開いたり、デモ行進をすることが出来ますし、行う(表現す)べきです。
政党や候補者(予定者)の名前や政策を表現することではなく、自らの課題に取り組みます。
その事前運動と選挙期間は、注意が必要です。
日本では、投票率が低いのでそれを高める運動が望まれると思います。
全ての人が、政治に関心を向けることが、民主主義を高めることです。
市民活動(運動)が、人目につくことで、無関心だった人を変えていく可能性があると思います。
これらは、気が付いた人からしか始められません。
内にこもらず、諦めず、身近な人から話し合いを始めるとか、ネットで意見を拡散するとか、集会やデモは一人じゃできませんが、一人街宣なら一人から始められます。
ここでは、一人街宣をお勧めしたいと思います。
一人街宣(市民街宣)とは
〇メッセージを書いたプラカードを一人一人が持って、駅前などに立って、静かにアピールします。大人数で拡声器を使ってやる街宣とは違います。
プラカードは自分で作るか、ネットで拾ってください。
〇対話やチラシを求める人に対応するために、渡すチラシは持つがチラシの配布が目的ではありません。
〇一人で、短時間でも同じ場所で繰り返し行う方が効果的なようです。危険を避けるためには二人三人で誘い合っても良いでしょう。
〇政党や候補者の幟を立てたり、そのチラシを撒くことではありません。
〇サイレントスタンディングでも、肉声で訴えても構いません。
〇選挙違反やトラブルを避ける為に十分注意をして取り組みましょう。
出来ること・出来ない事
〇告示日前の活動は、候補者の名前と投票の呼びかけを同時に行うと、事前運動とみなされて公職選挙法違反となります。
選挙活動(事前運動)以外、政治活動や市民活動の範囲なら問題はありません。
〇公示日、告示日の後は、許可を受けた選挙運動員が選挙運動を行えます。それ以外の人は候補者の名前や写真の入ったチラシなどを配布できません。
ポスターなども、公設掲示板など以外には貼れません。
〇その他、一般的な注意としては、点字ブロックや各種掲示板をふさがない。タクシーやバス乗り場など人の流れの邪魔をしない。
候補者の活動の邪魔をしない、悪印象を持たれないスマートな取り組みなど常識的な行動をお願いたします。
どの様に取り組むか
街宣の場所、時間は自由です。都合のいい時間場所で活動できます。駅前や人が集まりそうな公道上などで1人街宣を展開しましょう。
ポイントは一人一人が、自分のこととして取り組み、声を伝えることです。
候補者、候補予定者の迷惑(公選法違反)にならないよう、選挙期間や事前運動にならないよう、候補者の名前や写真などは、使わないでください。
選挙運動:
特定の選挙で、候補者が特定され、得票の働きかけをすることです。
政治活動:
政党や候補(予定)者とは無関係に、社会的課題、政治的課題について表現すること。